巨人に関する出来事を網羅した特製年表ついに完成!巨人学に関する出来事は赤色、反巨人学に関する出来事は青色で表示しています
5世紀頃 | ●アウグスティヌスが巨人はいつの時代にもいたと主張 |
758 | ●ボヘミアのトトゥーで推定身長33.5メートルの巨人の骨発見 |
13世紀頃 | ●イングランドのエドゥルフィネス村に巨人の歯が展示されていた |
1342 | ●シチリア島、エリパナ山近郊でポリュペーモスの骨が発見されトラパニの教会に展示される(a) |
1456 | ●フランスのブルージュ礼拝堂に巨人ブリアットの骨が展示される |
1498 | ●イタリアの修道僧ヴィテルボのアニウスがノアとノアの家族は巨人だったと主張 |
1521 | ●マゼラン一行が航海中、パタゴニアで巨人族と遭遇 |
1532 | フランスのラブレー『第二の書 パンタグリュエル物語』を発表(文学) |
1534 | フランスのラブレー『第一の書 ガルガンチュワ物語』を発表(文学) |
1577 | ●スイス、ルチュルソン近郊で身長5.8メートルの巨人の骨発見、ノアの洪水以前の巨人のものとされ、市庁舎に展示(b) |
1579 | ●オランダの古物研究家ヨハン・ファン・ホープが『巨人と神々の戦い』(α)ですべての巨人伝説は作り話だと主張 |
1580 | ●フランスのジャン・シャサニョンが『巨人論』で(α)に反論 |
1610 | ●ロンドンで巨人の大腿骨が見せ物に |
1613 | ●フランス、ドフィネ県のサン・アントワーヌ近郊で身長7.6メートルの巨人、テウトボックスの遺骨と墓が発見される(c)。ルイ13世により王女の応接室に置くように命じられる。 |
1613 | ●イエズス会の神父ド・トゥールノンが『テュートンの王、巨人テウトボックスの真実の物語』を発表、パリでベストセラーになる |
1613 | ●外科医ニコラ・アビコが『巨人骨格学』で巨人論を展開。 ●解剖学者ジャン・リオランが反論し、大論争となる |
1614 | ●ジャン・リオランが(c)は、地元の外科医マズュイエの作り話だという証拠を入手 |
1645 | ●スウェーデンの軍隊がクレンブス郊外で巨人の骨を発見(d) |
1645 | ●ローマの騎士グァルディのコレクションに巨人の大腿骨があった |
1664 | ●神父アタナシウス・キルヒャーが『地下世界』で大洪水以前の巨人の身長について考察 |
1664 | ●マイターの博物館で巨人の骨が展示されていた |
1678 | ●エルサレム近郊の洞窟で巨人オグの墓、遺骨(e)が発見され、オーストリア皇帝レオポルド一世に買い取りがもちかけられる |
1700 | ●アイルランドの博物学者サー・トーマス・マリヌーが『哲学紀要』で(α)に同意、巨人の骨とされるものは巨大な獣の骨と主張 |
18世紀頃 | フランスのヴォルテールが『ミクロメガス』を発表(文学) |
1705 | ●スウェーデンのノラ・ヴァンガ村で巨人の骨が発掘されるが、●数年後エマニュエル・スウェデンボルグが鯨の骨であると推定 |
1705 | ●ニューヨーク、オールバニー近郊のクレイヴラックで巨人の歯や骨が発見される |
1705 | ●コットン・マザー師が「巨人たち自身がアメリカにやって来ていた」と主張 |
1705 | ●エドワード・テイラー師が「身長70フィート(21メートル)の前では理性は沈黙する」といった内容の詩を書く |
1718 | ●フランスの学者アンリオンがアダムは身長41メートルだったとする説を発表 |
1726 | ●スイスの博物学者J・J・ショイヒツァーが『洪水以前の人類』を発表 |
1726 | アイルランドのスウィフトが『ガリヴァー』を発表(文学) |
1727 | ●サイモン・デッグ博士がダービシャーで発見した身長2.7メートルの巨人の骨に関する論文を発表 |
1728 | ●ロンドンの医師サー・ハンス・スローンが象の化石に関する論文を発表、巨人の骨とされるものに批判的再検討を加える。(a)(d)(e)を象のものと鑑定。 |
1728 | ●デンマークの博物学者オーレ・ヴォルムが『ヴォルムの博物館』に巨人の遺物の図を掲載するが、●スローンにより象の歯であると鑑定される。 |
1763 | ●ウプサラ大学の学生ヴィルヘルム・グスタフ・ツェッテルベルクが巨人の遺物に関する論文を発表、●後に新聞で批判を受ける |
1764 | ●スペインのタルビア神父が『巨人学』を発表 |
1765 | ●スウェーデン科学院の「紀要」にティブルツ・ティブルティウスの巨人の骨に関する論文が収録される。 ●解剖学者ローランド・マルティンがこれに反論 |
1769 | ●フランスの博物学者クロード・ニコラ・ル・カが巨人に関する論文を発表 |
1781 | ●ワシントン将軍がニューヨーク、ウィンザー郊外で巨大な骨を発掘、エール大学長のエズラ・スタイル師がこれを巨人の遺物だと主張 |
1786 | ●(b)がドイツの博物学者ヨハン・フリードリヒ・ブルーメンバハによってマンモスの骨と鑑定される |
19世紀頃 | ●古生物学、初期の進化論が台頭。ジョルジュ・キュヴィエ男爵の著書『化石』で巨人の遺物について再検討が加えられる |
1832 | ●ジャネによって(c)がマストドンの骨と鑑定される |
1869 | ●ニューヨークのカーディフで身長3.2メートルの石化した巨人(f)が発見される |
1870 | ●(f)が偽物と判明 |
1986 | ●テキサス州グレン・ローズ近郊で発見された足跡の化石が創造主義者によって巨人の足跡と解釈されるが、●恐竜のものと証明されている |
〜1998 | ●コペンハーゲンの動物学博物館所蔵の巨人の骨は、鯨類、マンモスの骨と鑑定されているボルドーの自然史博物館所蔵の巨人の歯は象のものと鑑定されている |
1999 | ●ニンテンドウ64DD用ソフト『巨人のドシン』発売? |