オープニング、エンディングに流れる音楽以外は、集落から流れてくる音楽です。例外的に集落がないのにもかかわらず音楽が聞こえる場所があります。これは、その場所に「集落の種」があるということです。人間を一人、連れていってみましょう。新しい土地に住み着いて仕事を始めるはずです。
　なお、当ゲームにおいて全ての音楽を作曲した浅野達彦は、デジタル・ハードコア・レコーディング（ＤＨＲ）の看板バンド、アタリ・ティーンエイジ・ライオットのリーダーでありアレック・エンパイアが主宰しているガイストとの契約が成立し、来年には新作アルバムのリリース予定がある等、国内はもとより海外においても高く評価されている気鋭の音楽家です。また、当ゲームの音楽を浅野自身が再録音したサウンドトラックもメディアファクトリーから発売されます。

　ゲーム世界の解説者、「ソドル」役には役者歴50年のベテラン、相馬剛三さんが演じています。いい声です。また、ゲーム中、プレイヤーの行動に感嘆の声をあげる不思議な者（ゲーム内世界と現実世界の狭間にいる天使のような存在として設定しています）を女優の緒川たまきさんが演じています。難しい役柄でしたが見事に表現してくれました。

　正方形のマップの端は「世界の果て」です。そこから先は虚無の世界です。うっかり足を踏み外してしまうと、無敵の巨人とはいえ虚無に飲み込まれてしまいます。虚無の世界をかいま見ることはかなり魅力的ですが、充分に覚悟してからにして下さい。

　Cボタンユニットを使用することで、画面を様々な方向から見ることが出来ます。特にデコボコした場所はドシンと地面の位置関係がわかりにくいので左右に動かしてベストポジションを探してみてください。また、上下ボタンによって、カメラを巨人に近づけたり、遠ざけたりすることが出来ます。一番プレイしやすいポジションを選んでください。また、特殊なカメラポジションとしてヘンポ（ドシンのお腹についている突起物）視点があります。このポジションの場合、巨人のアクションは移動のみに制限されます。